【専門店情報】すかいらーく/2019年までに450店を出店、300億円調達
すかいらーくは2月9日、2017年~2019年の3年間で約450店の新規出店を行う計画を含む、中期事業計画を発表した。
<出店計画>
新ブランド開発により、出店余地が約2300か所に拡大したため。
これまでに、しゃぶしゃぶ食べ放題の「しゃぶ菜」、焼肉オーダーバイキングの「じゅうじゅうカルビ」、SC・駅ビル内女性向け定食「chawan」、郊外型カフェ「むさしの森珈琲」、とんかつ・唐揚げ専門店「とんから亭」の5ブランドを開発した。
2017年~2019年の3年間で約450店を出店することで、閉店を除いたネット出店数は約350店と大幅に増やす計画だ。
計画を実行するための費用に充当するため、貸付限度額300億円のコミットメント型タームローンを契約をみずほ銀行などと締結した。
コミットメント型タームローンは、一定金額を上限として予め貸出実行期間(コミットメント期間)を定め、数回に分けて借り入れることが可能なタームローン。
<出店立地>
出店立地では、これまで注力してきた駅前、ショッピングセンターに加え、新ブランドによるロードサイドへの出店を計画している。
<スペシャリティーブランドの拡大>
主力業態のガスト以外の専門業態、スペシャリティーブランドの出店を拡大する。
現在、新規5ブランド合計で225店の店舗数を、新規出店と既存店からの業態転換を含めて約400~800店規模へ拡大する予定だ。